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大容量血液バッグ用冷却遠心機 Model 9945

血液バッグ用ロータ RS-8120

RS-8120は、400mL 白除/MAP用血液バッグ×12を一度の遠心で処理でき、製剤工程での高い効率性を達成できます。
インバランス許容量は50gで、計量採血した血液バッグをそのまま遠心できます。また大きな重量差がある場合には、インバランスセンサーが働いて自動停止します。
ロータはウィンドシールドつきで、遠心中のチャンバ内の空気の流れをととのえることで、運転音を抑えると同時に高い冷却効率を実現しています。

インナカップの特長

インナカップは細心の注意を払って構造・材質が決定されており、日々のご使用の中でのインナカップの変形を防ぎ、血液バッグがスムーズに出し入れできるように設計されています。また万が一作業中にインナカップを落としても割れないようになっています。
インナカップ中央に間仕切りがあるため、各々の血液バッグを独立して収納できます。
またインナカップ底部の面積を広くとることで、カップから血液バッグを一つ取出し、片側が空になった状態でもインナカップは直立を維持します。傾くことでの分離面の乱れを防ぐと同時に、場所を選ばずに血液バッグの出し入れができます。

加減速カーブの切り替え可能
血液バッグの遠心で舞い上がりを防止

たとえば白除用血液バッグの遠心では、バフィーコート部がないために血漿と赤血球の分離面がきれいであることが求められます。
9945では加減速カーブを調整することで、赤血球の舞い上がりを防止、分離面をきれいにすることができます。
加減速カーブはそれぞれ10段階で調整することができるほか、減速についてはブレーキなしの自然減速の開始回転数を設定することができます。
自然減速はブレーキをまったくきかせていない状態での減速になりますので、舞い上がりを防止することができます。一方でデメリットとしては、運転停止までに時間がかかります。自然減速の開始回転数を設定することで、遠心分離の状態と遠心作業の時間とを、最適な条件で調整・設定することができます。

多本架スイングロータ RS-3920

RS-3920は7~10mL採血管×260を一度の遠心で処理できるほか、アロカ/BMLなど各社ラックをそのまま遠心できる、多本架タイプのスイングロータです。
検査センターなど、大量の採血管の遠心処理が必要なお客様にお勧めです。
※1 アダプタは特注(有料)になりますのでラックの種類をご指定ください。特注チューブラックも製作します。お問い合わせください。
※2 特注チューブラックも製作します。お問い合わせください。

遠くからでも運転状態の分かるお知らせランプ
設定条件と現在の運転状況を別々のディスプレイで表示

インテグレータ機能搭載

GMP点検 対応

国際安全規格 IEC-61010-2-020に
対応

電動ドアロックを採用

インテグレータ機能(g・sec値)の実測と設定運転が可能で、サンプルの良好な分離状態を再現できます。

血液センターでのGMP点検に対応しています。詳しくは弊社営業にお問い合わせください。
国際安全規格IEC-61010-2-020に準拠しています。万が一ロータが回転中に破壊しても、使用者の安全を確保します。
電動ドアロックを採用しており、ドアを軽くおさえるだけで自動的に閉まります。
「日本国内専用機」 This model is designed exclusively for Japan

この製品は日本国内200V専用です。また日本国内での使用を意図した安全規格に基づいて
設計・試験・製造しているため、日本国外でのご使用は、重大な事故の危険や障害の原因となります。
「日本国内専用機」を、日本国外へ持ち出ししないよう、お願いいたします。
また、日本国外での「日本国内専用機」に対するサービス(修理、点検、消耗品の供給など)の
提供につきましても、対応いたしかねます。