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卓上マイクロ冷却遠心機 Model 3520

実験台にぴったりのサイズ
遠心機の真横で作業をしても、不快な排気風がきません

3520は横幅29cm×奥行48.4cmのコンパクト設計。実験台の作業スペースの横に3520を置いていただき、必要に応じて遠心操作をしていただくパーソナルユースの遠心機として開発されました。そのため吸排気も、遠心機の前面から吸気し、上面後ろから排気する設計になっており、不快な排気風を気にせずにお使いいただけます。

MA-2024使用時は加減速14秒
サンプル温度も4℃を維持します

実験スペースの横に置いていただくため、サイズのコンパクト化と排気方向には注意を払って開発しましたが、一方で遠心機本来の加減速・冷却能力も妥協はしていません。速い加減速・強力な冷却能力で、日々の実験を支えます。

「マイクロチューブの出し入れって面倒なんだよね…」
そういったお客様の声に、ロータの設計でお応えしました

遠心機のロータに、マイクロチューブを一本一本出し入れする作業がかなり大変…という声をお聞きします。
3520のロータは、チューブの取り出しがしやすいように設計されており、日々の作業を軽減します。

便利なスピンカラム対応アダプタ

スピンカラムを遠心される場合、チューブキャップがちぎれて破損するという声を多く聞きます。MA-2024用スピンカラムアダプタは、チューブキャップを支える構造になっており、チューブの破損を防ぎます。普段のご使用ではMA-2024をお使いいただき、スピンカラム使用時のみアダプタをつけるなど、使用シーンに応じた使い分けができます。

アダプタ不要で
PCRチューブの遠心が可能

またMA-2724ロータは、2mLチューブの穴の内側に、0.2mL PCRチューブ、0.5mLチューブの穴があいています。たとえば0.2mL PCRチューブをスピンダウンされる場合でも、アダプタを使わずに遠心することができます。

使いやすさを考えたインターフェース

温度、回転数、時間は、それぞれ独立したつまみと上下キーで操作・設定することができ、直感的な操作が可能です。

便利なメモリーフラッシング

サンプルのスピンダウンをされる際、従来はスピンダウンキーの長押しをしていただいていましたが、3520ではメモリーフラッシングキーを搭載。
一回スピンダウンのためにメモリーフラッシングキーを長押しいていただくと、キーがその遠心時間を自動的に記憶して、次回以降はメモリーフラッシングキーを押すだけでスピンダウンできます。

遠心機の国際安全規格

  • ■遠心中のロータは、大きな運動エネルギーをもっています。
    すべてのロータは最大負荷での厳しい耐久テストをクリアしていますが、何らかの理由で遠心中にロータが破壊する可能性はゼロとはいえません。
  • ■IEC61010-2-020に準拠した遠心機は、万が一ロータが遠心中に破壊しても、その破片を遠心機内に封じ込めることができ、使用者の安全を確保します。

省電力モードの搭載

10分間使用しないと自動的に冷凍機を停止させ、消費電力をわずか約35Wに抑える「省電力モード」を搭載しています。
「日本国内専用機」 This model is designed exclusively for Japan

この製品は日本国内100V専用です。また日本国内での使用を意図した安全規格に基づいて
設計・試験・製造しているため、日本国外でのご使用は、重大な事故の危険や障害の原因となります。
「日本国内専用機」を、日本国外へ持ち出ししないよう、お願いいたします。
また、日本国外での「日本国内専用機」に対するサービス(修理、点検、消耗品の供給など)の
提供につきましても、対応いたしかねます。