生産機と同様に試料を載せた棚を直接冷却・加熱ができ、棚温度の昇降速度をプログラムできます。(プロセスCシステム)
棚温度の精度は、設定棚温度に対して±1℃です。
シリコンオイル循環型の温度コントロールシステムです。チャンバ構造
乾燥チャンバとトラップ室が別々で、かつ隣接しております。乾燥チャンバとトラップ室の接続パイプも短いので蒸気がパイプ内で凝縮することを防ぎます。また接続パイプは直径12cmもあり、昇華蒸気がスムーズに流れる構造です。生産機同様の乾燥工程をプログラムでき、64ステップの乾燥工程を32プログラム保存できます。
真空度設定、乾燥時間、棚温度設定、加熱勾配の設定を組み合わせることで、より最適な乾燥条件の検討にもお役立ちいたします。Δt設定が可能で、試料が設定温度まで到達しないときは、自動的にその工程を延長することができます。
パソコンによる制御が可能
パソコンソフトLSCplusは、GLP/GMP、GAMP(Good Automated Manufacturing Practice)に対応しております。
共晶点の測定が可能(オプション)
共晶点を測定することで、より良い乾燥条件を検討することができます。真空度設定・表示が出来ます。
真空制御を行うことで、サンプルの過冷却を防ぎ、一定温度で乾燥が出来るので、再現性が高い凍結乾燥ができます。ワイヤレス温度センサ(オプション EPSILON2-6D LSCplusのみ)
ワイヤレス温度センサを最大8本接続可能です。通常の温度センサはリード線タイプで、標準で3本付属しています。
※ワイヤレス温度センサと標準のリード線タイプの温度センサは、並用できません。