卓上型凍結乾燥機のスタンダードモデル
実験台の上に装置をセットし、真空ポンプを実験台の下にセットすることも出来るので、設置スペースを効率よく利用することが出来ます。
トラップ容量が4kgであり、
一度にたくさんの容器を取り付けても
安心してご使用いただけます。
フラスコを一度に最大で24本取り付けて処理が可能です。試料の凍結から乾燥までを一貫処理。
(シングルチャンバ方式)
移送中の融解やコンタミネーションを防ぎ、共晶点の低い試料の凍結乾燥にも適しています。
試料をアイスコンデンサチャンバ内に入れ凍結させます。
そのまま真空引きを開始し、凍結乾燥までを一貫でアイスコンデンサチャンバ内で行います。
棚加熱コントロールシステム
一つの設定温度に対して、それぞれの棚が加熱コントロールを行います。加熱棚をセットする上段と下段でも、同じ棚温度を維持することが可能です。
また、それぞれの棚に載せる試料の量が違っても、必要な熱量を棚ごとに供給できます。
乾燥中の試料温度の測定が可能
棚ごとに試料の温度を測定するための品温センサを取り付けることができます。乾燥中の温度をモニタリングすることで、試料の乾燥状態がわかります。
生産機同様の乾燥工程をプログラムでき、
64ステップの乾燥工程を32プログラム保存できます。
真空度設定、乾燥時間、棚温度設定、加熱勾配の設定を組み合わせることで、より最適な乾燥条件の検討に最適です。パソコンによる制御が可能
運転プログラムの作成・修正、凍結乾燥の開始・停止、運転状況のモニタリング・データ保存ができます。
共晶点の測定が可能(オプション)
共晶点を測定することで、より良い乾燥条件を検討することができます。昇華蒸気の量と流れを考えたトラップ構造
①ドライチャンバとアイスコンデンサチャンバが同径であり、昇華蒸気が滞留することなく、スムーズに冷却コイルに流れます。
②冷却コイルの直径が広く、かつアイスコンデンサチャンバに沿って冷却コイルが配置されています。そのため、冷却コイル全体の長さが長くなります。
冷却コイルの表面に蒸気が凝集されていくので、冷却コイルが長くなるほど、蒸気と接触する冷却コイルの表面積が広くなり、凝集効果が高くなります。
冷却コイルの表面に蒸気が凝集されていくので、冷却コイルが長くなるほど、蒸気と接触する冷却コイルの表面積が広くなり、凝集効果が高くなります。
真空度設定・表示が出来ます。
真空制御を行うことで、サンプルの過冷却を防ぎ、一定温度で乾燥が出来るので、再現性が高い凍結乾燥ができます。