お客様の声:KUBOTA 遠心機
片山化学工業研究所様
[5930、RS-3020M] 現行モデル S700FR
お仕事の内容
水処理技術を中核とされ、海洋・住環境・食品・環境計量などの各分野において、調査・分析から製品と技術サービスを組み合わせてのソリューション提案までご提供されています。
社名
株式会社片山化学工業研究所
所在地
大阪府大阪市東淀川区東淡路1-6-7
お客様HP
http://www.katayama-chem.co.jp/
「産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法」、いわゆる環境庁(現環境省)告示第13号の改正が2013年6月に行われ、遠心分離の工程では3,000xg、20分の操作が求められるようになりました(従来は3,000rpm、20分)。
片山化学工業研究所様では、弊社Model 5930をご購入いただいてこの改正に対応されたほか、土壌汚染調査でもModel 8420をお使いいただいているとのことで、お話を聞かせていただきました。
本日はご多用の中、お時間をいただきましてありがとうございます。まずは御社の事業内容をお教えいただけますでしょうか。
私たちは環境分析として、土壌・水質・大気といったひととおりの分析サービスをご提供しております。また創業よりの水処理関連事業として、ボイラプラント水処理剤や、国内シェアNo.1の海水冷却水処理剤など多くの製品をお客様にご提供しています。
今回は弊社Model 5930をご購入いただきましたが、直接の動機としてはやはり告示第13号の改正というところなのでしょうか。
そうですね。先ほどお伝えした環境分析の土壌関連については、土壌汚染調査と産廃の両方を扱っています。土壌汚染については3,000rpmでの遠心が求められるので、8420で対応しているのですが、産廃については今回の改正で3,000xgの遠心が要求されるようになりました。それで5930を購入した次第です。
(編集注: 8420では大容量ボトルを、RS-3012ロータで3,300rpm/2,340xgまでしか遠心できませんが、5930ではRS-3020Mロータで4,000rpm/3,430xgで遠心できます。詳しくはお問い合わせください)
土壌汚染調査の分析でお使いいただいている8420
事業所内のほかのお部屋のご様子。5S活動にも取り組まれているとのこと。
改正後の産廃のプロトコルでは、試料液500mLを作って、それを1リットルのボトルに入れて振とう。そのあとに遠心分離をすることを求めていますよね。御社ではボトルの入れ替えなど、実際の操作としてどうされているのでしょうか。
試料液500mLを1リットルのポリ瓶に入れて振とうさせ、それを650mLのボトルに移し替えて遠心しています。
最後に
なるほど、遠心前後の工程が非常によく分かりました。
本日はご多用の中、お時間をいただいてありがとうございます。
今後も皆様のご期待に添える商品を作ってまいりたいと思っておりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。